'95・6・19

来なさい、こう言っている者たちは来なさい:「私は贖いをうけられない 御国に入れるほど神を敬う心を持たないから。」 心より孝愛の賜を願い求めるなら それを得る。 唱えなさい:

聖霊、命の与え主、三たび聖なる、聖霊よ、
私も 神を知って 愛のうちに成長し
その王国が得られますように。
私の霊が 聖人たちの節操のうちに成長して、
孝愛の霊を身につけ
私の思いは あなたのみ旨に向かい、
私の行いは 全く混じり気のない 聖なる
あなたのみ業となりますように。
聖なる孝愛の霊、神なる友よ
永遠のいのちを得るために、完徳に達し
悪になじんだ私のあらゆる感性を制することができますように お教え下さい。
見事な装いも鮮やかな 孝愛の霊よ、
私も み前に好ましい者となれますよう
おいで下さり わが霊に清さを装わせて下さい。
聖なる三位一体の誉れとなって 恵みにお仕えできますよう
霊魂を生き生きとした霊で 装わせて下さい。
私の信条やえこひいきには 死なせて下さい、
私の生ぬるさや無気力、野心に死なせて下さい。
あなたの清さに入っていけますよう 私を生き返らせに来て下さい。
いのちの木に 実りをもたらす方、永遠の歓びよ、
私も聖なる三位一体と血縁を結び み国の跡継ぎとなれますよう
あなたの霊を 私にもお与え下さい。
三たび聖なる神の光のうちに 最も清らかなものを舌で味わい:
〈私は いのちのパン〉
と言われるお方に 来ていただけますように。
三たび聖なる、いのちの源 聖霊よ、
孝愛の霊を得る術を 完璧なまでに私の霊が会得できますように。
こうして真の肉 真の糧、真の血 真の飲み物が何であるかを
畏れをもって 見守れるようになり
本質的に一致し、唯一でありながら 三位なる父と、子と 聖霊のうちに、
私も生きるを得ますように。
み前に最もうるわしく、聖なる贖いもたらすご意向に 霊魂を向かわせて下さい。
あなたの孝愛の霊が 霊魂に入って来られるなら
私は誠実で熱烈なしもべに変えられます。
私の霊魂の星明かりよ、あなたの法を聖く保てますよう
聖人たちの身につけた孝愛の心を 私にも授けて下さい
そしてこのみじめな霊魂に あなたご自身を寛大に現して下さい
そうするなら私は思い出すでしょう 清廉潔白となるなら
万能であり 至聖なる三位一体の神に 近づくを得て、
もはや清くないものは一切 私のうちには入ってこれないと ♡
                       アーメン」
孝愛の霊はあなたを導いて このような者にする:

—御父の悦びなる 悦び、
—私の現前で薫るミルラの芳香、
—我が庭園の百合、天使たちにも自慢* できる者、
—私が 心のうちでいつまでも歓喜して祝える、私自身の肖り と。

—その意思さえあるなら あなたの憐れな霊魂を引き上げよう! 私は 力と主権を現す手立てにことかかない。
 *主の誉れとなって。

来て 単純な心で私を探し求めなさい、悪の負債を負ったままではいないように、赦しを求めるなら 私は赦す。 あなたを鍛錬し私の名を聖として保てるよう 畏敬の霊を求めなさい。 私の霊が あなたに誉れと敬いの心をまとわせるように — それは賜物 妙なる宝、それは愛深い忠実のしるし — 人に私が見えてくるよう 頭を低くかがめ、私の声が聞こえて我が意向、願いと意思が分かるよう あなた自身の声を下げるようにしなさい。 私の栄えある現存を讃えるときにだけ 声を上げるように。 私と 天国にあるものを探し求めるときにだけ 頭を上げるようにしなさい…私を尊んで敬意を現さなかったがゆえ、多くの影響及ぼす人が低くされた。

「主への畏れ」とは何であるかを知りたいか? 主への畏れとは 知恵の始まり、主への畏敬とは 知恵の冠 ♡ それは私どもを寛大に受け入れ、敬い、忠実と尊ぶ心をもって 私どもを三たび聖なる者として認める人のこと。 私を畏れるとは私に赦しを請うて私どもの前にへりくだること そうするなら私のあらゆる知識、教えと方を 永遠に供える祭壇としてあなたを形造る。

あなたへの信頼と、 私の神秘や秘密を明かす知恵あることわざに富む宝とを その聖なる畏敬の心におく。 あなたの聖なる畏敬の心には我が心の神秘、それら隠された宝を現そう こうしてあなたは永遠のいのち、永久の歓びと平安を与える神として 私を知るようになる。 素直に服する心は私を引き寄せると 我が畏敬の霊は教えよう。 あなたにとっては一見厳しくとも、それは 私が心に入って我が意思を行える 突破口。 私は 聖なる畏敬のともなう服従の心を 輝かしい王家の冠を受け取るようにして 受け取ろう そして私土も、三位なる神、としては、比類ない私どもの聖さをあなたにまとわせる こうして朝露のようにうちに残るどんな不法の影も霧散しよう。 かつては存在を失い 私を深く悲しませたあなたは、私の霊によって生まれ 新たにされて、再び生きる ♡ かつては死んでいたが今は生き、賢明に聖なる畏敬の心をもって、私どもの希望通りに振る舞うあなたを、死んでいる多くの人は不可解な思いで、眺めよう。

万物の主なる方は 主を畏れる人 ♡ そしてみ名を畏れる人を恵み いつくしみ賜ると知りなさい。 行く先々で、三たび聖なる私の名を讃えるなら、私は栄誉を受ける。 そして私の名によって心から捧げるあの香り* は 私に供える清い捧げもののよう。 我が畏敬の霊というこの賜物を 探し求めるときがきた、 — それは 反逆と戦う武器 — あなたが転ぶのを防ぐもと そして我が王国の笏 — 私の前に深々と頭を下げなさい そうするなら愛を込めて引き上げよう。 遜るなら 慈しみ込めて腕に抱き上げる、赤児を抱き上げてほずりするように あなたを抱き上げ、愛撫していとおしみ 決して放さない ♡

*祈り:を指します。

つづく
『信徒通信』今月号預言欄掲載