マリアの浄配
証聖者、聖ヨゼフ 一級大祝日 白
神の御母聖マリアの浄配であり、神の御子イエズスの養父であった聖ヨゼフは、その生存中、謙遜なかくれた生活をおくったので、教会史においても、ながらく表面にはあらわれなかった。
本日の祝日についての歴史がはじめてあらわれたのは、十世紀のことである。この日は、イエズスとマリアとに見おくられて去った、聖ヨゼフの光栄ある死の祝日である。
この聖なる死のために、聖ヨゼフは、よき死をむかえる準備をする保護者とされている。十五世紀以来、聖ヨゼフに対する信心は、ますますひろまった。
(『主日のミサ典書』 ドン・ボスコ社発行 昭和39年度版より)
聖会の保護者聖ヨゼフに向う祈