祝 王たるキリストの大祝日

               CHRIST THE KING
                

'93・11・11

「 私の鳩よ、あなたを恋いこがれる ♡
あなたを訪ねて  天の高みから降って来た、
王冠を脇に置き 王座からおりて来た
待たせはしない、もうあと少しだけ、
ほんのわずかすると、禁止は解かれる、
あなたを新たにし 神聖さを取り戻そう。
愛する者よ、私の愛に 飢え渇くあなたには
自由にいのちの泉から 水を与える、
あなたの王は休む間がない、全くない、我が魂に愛された者よ、
あなたの心に 王の神聖な接吻 その口で接吻*し
封印するのを許してくれるまでは。
この愛を疑うたびごと 太陽が暗やんでいるのに気づかなかったか? 

近づきなさい 最愛の霊魂よ、この聖心から 万の宝を注ぐ、
あなたのためにだけ しまっておいた宝を、
その霊魂を春どきのように晴れやかな 象牙の塔として、
私だけの天国となるように、
あなたをどう私に接ぎ木したか 気がついたであろう?
もう一度 声を聞かせてほしい … 」

何と素晴らしい 油注がれたお方よ、
神の生けにえの仔羊、天使たちと すべての聖人方に囲まれて、
抵抗しがたい御者、御父を反射し、三たび聖なる光、
千の太陽よりもまぶしく、 三位一体、唯一の光のうちに 三位なる御方、
み子にまみえ み子のうちに御父を見るに どうして私がふさわしいとされたのか?

「身分の低い者が私のうちに歓び
最も貧しい者が この現存を前に歓喜するとは
聞いていなかったか? 我が鳩よ?
私が 惨めな者には弱みがあり
貧しい者を教え導くのが楽しみだとは 知らなかったか?」

*雅歌1・1。

『信徒通信』11月23日発行 預言欄掲載