'96・3・26 — 受胎告知の祝日 …つづき 2

ああ、来なさい!罪の洪水に溺れしなないうちに! あなたを救えるこの箱船*に 入ってきなさい。 ノアの時代に、耳をかさなかった先祖たちのようであってはならない。 箱船に入ってくるなら 罪の荒れ狂った大水から逃れ、罪の洪水で滅ぶのを免れよう。 来て 彼女に信心を捧げ 共贖者の約束された子供となりなさい。 彼女への信心は 私に捧げる信心となる。 私どもはすっかり一致しているがゆえ 彼女の心をたたえてなされる、どの信心も、大きな響きとなって私のもとに達しよう。 み心への信心を通し、私の定めはどれも 彼女の光に照らされるならいっそうよく理解される、あなたの足取りがみ心に案内され
*聖母のみ心のうちに。
恵みの座ご自身が手を引いて下さるがゆえ。 くり返しみ心に信心を捧げるなら なんと祝福されよう!
天国への道を示し 母の愛をその子どもたちに示される、まこと祝福された、お方のもとに 来なさい。 贖い主の共贖者のもとに 来なさい そのみ心もあなたのために捧げられて刺し貫かれ、愛に燃えさかっている。 我が心のそば近く、燭台の明かりのように明るく、うちにも外にも輝き放つ、このみ心を尊びに来なさい。

もし:「彼女の心に用はない」と言うなら、現実には:「主の心に用はない!」と言っているのだと知りなさい。 知るように、ひ弱な人よ、我が聖心と御母の汚れなきみ心は完全に一つなるがゆえ これら二つの神聖な心はその全き一致のうちに 一つとなっている。 はっきり言っておく: 彼女のみ心を認めるなら、私の心を認めているだけでなく 御父の心をも認めたことになる。 私が御父のうちにあり 御父は私のうちにおられると言ってあったであろう?私が御父のうちにあり 御父が私のうちにおられるなら、我が心は、御父のうちにあって 御父のお心も私のうちにある。 私どもが分ちがたく一つではないと言うなら、みことばを否定することになる ♡ あなたの霊の奴隷とならず この世の議論にも打ち負かされないように。

教えてほしい、マリアのみ心のような心を持つ被造物が どこにあろうか? マリアのみ心のような 心はない。 始めから完全であって、生まれながらに汚れなく* 恵みに満たされ、その恵みは天使たちの恵みにもまさるもの。 それゆえ天使たちは群れなして互いに尋ね合った:「ベールのかげにおられる、このお方はどなた?」「彼女が通られるとき、山々の峰が頭を低くたれて挨拶するのはどうして?」
*無原罪として宿られました。

「お心に染み一つなく これほどまで神のお気に召すお方はどなた?」「彼女が通られるときは 神の被造界はあまねく眼差しを下げているのを見たでしょう?」「泉のように ご自分の恵みによって庭園を肥沃にし、生ける水の泉となられたお方はどなた?」「神の愛によって本当に清らかなお心で、昼も夜も、夜も昼も、神を慕い求められながら 至聖なるお方と全く一致しておられる この方はどなた?」「功徳と恵みをこれほどまで多く持っておられながら 謙遜で、至高なる神の眼差しを一身に集めておられるこの乙女はどなた?」 我が天使たちの多くは 感極まって、言葉を失い、黙していた…

つづく…