'94・10・24

我が聖心のヴァッスーラ。*

*この言い回しはローマ・カトリックのものですので、こうお呼びですと、東方教会ではこれからも私を敵視しつづけるでしょうと、考えていました。

パンクトクラトールのヴァッスーラ:と言った方がよいのか? あなたは私の名のもとに献げられている。 私は唯一*で同じ者、しかし人間は私をたばねて扱う。
分裂をまく者たちは破滅を収穫する。 偏見を種蒔く者は 愚かさを収穫する。 聞いてはいないか、愚か者は腕を組んで自分の肉を喰らうと? 彼らをおおう肉はなくなり 息も絶え、乾いた骨しか残らない。 私の名はどれも 聖なるもの。** しかし人間は私をひいきにするあまり 私を我が家、町  そして今や私自身の聖所*** からも追放した:

*同じキリストなのです。 
** キリストの異なったみ名、すなわち、パンクトクラトール、神の心、イクソス、アルファとオメガ、イマヌエル、など。 
*** キリストは、用語の問題によってご自分の家から「放り出された」だけでなく、西の教会では永遠の生けにえを廃止しはじめたところもあります。

彼らは高慢が高じて 砂漠で生きるのに満足し、私を憂鬱にさせ それが重くのしかかっている。 しかし私は、この来るべき日々に 我が大いなる名の聖さを現す、それは、あなた方の分裂によって、汚されてしまったが。 言っておく、娘よ、あなたの民が一致のために働くとなると 平然とひどい無気力の中でいかに過ごすかを見たであろう*? もうそのようなことは許さない。 あなたの国の最果てまで手をのばして 我が民の一致をさまたげる こういった商人たち** をくつがえす。

** ギリシャ正教では多くのエクメニカルな集まりを「スキップ」してきました。 
**「商人たち」とはこの文脈では、キリストでなく自分たちの利益にかまけている人々をあらわします。

私は あなたを一致のしるし、我が慈悲のしるし、私の力のしるしとして立ち上げた、しかし見栄をはった高慢さへの情熱は彼等の眼を見えなくさせている。 今日でも:「彼等の骨が焼かれるように」と言って復讐することはできる。 あまたの国を寡婦とすることもできる、しかし私の愛ゆえに慈悲深く、兄弟* に向かってこう語りかける人を 東から少なくとも一人は立ち上げる:
「来て私の地面を踏んで下さい。 ともに食卓で召し上がり、ともに飲んで下さい。私の樽のからは新しい葡萄酒があふれています。 一緒に牧し 牧場をエデンの園にしましょう。 私どもの神よ! 見て下さい あなたの聖所を私どもの手でこんなにしてしまいました!」 西の我が家は略奪にさらされている。 ペトロ** のもとに集まるように頼んだが 理解せず 彼等は逆のことをしている。 その家では多くの者たちがこう言っている:「どうして道案内*** が必要だろう、特にこの道案内は?」

*西側の兄弟。 ** '88・6・3のメッセージ。 ***'88・5・16のメッセージ '88・5・16のメッセージに言及。

枢機卿カルディナル)は枢機卿に、司教は司教に そして司祭は司祭に対立すると警告してきた。 私は 仔羊たちを養い護るために ペトロを選んだ しかし反逆の霊が、今やはびこり、その反逆は頂点に達している。 これがあなた方に警告していた大艱難だった*。西の我が家は 略奪にさらされている、しかし、東からは風がおきて 我が息吹をともない 略奪者を露にしよう。 あなたの国では多くの者たちが 我が一致の呼びかけに異議を唱え 勝手な歩みに足取りが慣れてしまった。 自分では豊かだと言っているが、それでは、どこにその富があるのか?… 「どうして退化した葡萄の枝になってしまったか? 罪を犯さなかったと言えるのか?少しでも罪を犯していない言えるところがあるか?あなたは、諸聖人の友ではないか!御母のいとし子ではないか!どうして、どうしてそう頑なになってしまったか? 口先だけで私を讃えるなら 際限ないその儀式は私にとって何になろう? そう、あなたは我が伝統を守ってきた それゆえ剣は受けない、だが二つの我が大きな掟をわきに置いて 守らないでいる。 どうして伝統と掟* を分け隔てするのか?」

'88・5・16のメッセージ ’88・5・16のメッセージに言及。 
**「伝統を重んじると同じくらい二つの掟に注意を向けてほしい」:という意味です。

ミルラと香で身をつつもうとも 罪による染みのあとを私の目は見出そう。 さあ 口を開いて私に養わせ 夢中になっていのちを取り入れなさい。こうは言わないように:「私どもは好きな方へ行きます。」私のもとに戻って来て 自分の罪を認めなさい! そしてあなたは、娘よ、大声で私のメッセージを叫んで預言し、こう言いなさい: 私は いのちの川のそばにある、西岸の我が家について知り尽くしている そして誰がこの家で 私への忠実にとどまったかを。 娘よ、この家の外には何が見えるか?

家の外をライオンがうろついています、そして横の窓から入りたそうにしているのが見えます。

そうだ。 ライオンはねぐらから出て来た。 娘よ、破壊もたらす霊がうろついている。 天使たちは次々と、あなた方皆に警告し私の西岸の町が荒廃もたらす者に襲撃され しかもすさまじい勢いで 我が掟、伝統と神性に抗し 逆らうであろうことを知らせている。 国全体が 恐怖にまきこまれよう。 あなた方の聖なる者たち、我が使者や預言者たちは その仕事を遮られる…そして頭上には深い闇が広がり その間、学者である、敵は 我が永遠の生けにえの廃止を手がけ、その行為は秘かな罪ともども 気づかれずにすむと考えよう。 私の手は彼の上に突如と振り下ろされ、全くうち滅ぼす。 その夜は 聖書で予告されていた。 しかし彼は、他の者たちともども、喜々として、野獣の口に自分たちの誓いをくわえさせ、力を受けたよしみで野獣だけを尊んできた。 野獣の崇拝者たちは 悲しいかな!彼等は嘆きに嘆こう。さて、娘よ、もう片方の岸辺には何が見えるか、東の我が家か?

町は全然見当たりません、そして砂地で砂漠のように平です。でもこの砂漠からは 緑の若枝が萌え出ているのが見えます。

聴いて書きなさい: 東の岸から栄光が輝き出よう。 それゆえ西の家に言う。: 東に目を向けなさい。 あなたの家の背教と破壊を 激しく涙することはない。 狼狽しないように、明日は東の岸辺の我が若枝と一緒に 食べて飲むであろう。 あなた方を私の霊が引き合わせる。 東と西は一つの王国になるとは聞いていなかったか? 一つの日取りを受け入れると聞いていたであろう?*

*キリストが一致のメッセージすべてに言及され、復活祭の日取りを合わせるよう、私どもに呼びかけておられると理解しました。


私は手をさしのべて 棒切れに次の言葉を刻む: 西の岸辺、ペトロの家と彼に忠実なすべての人々。それから、別の棒切れにはこう刻もう: 東の岸辺、パウロの家と、彼に忠実なすべての人々。そして両方の家の者たちが:「主よ、どういう意味ですか、」と尋ねるなら こう答える:
パウロの名と彼に忠実な者たちの名を刻んだ棒を取り上げ ペトロと彼に忠実な者たちの棒を合わせ、一つに束ねる。 二本とも一本の棒にして 束ねて持とう。 私の新しい名をもって束ねよう。 これが西と東の掛け橋となる。我が聖なる名が 掛け橋となる、こうしてあなた方は橋を渡り 持ち物を交換しあう。 もはやどちらも離ればなれでなしに、ともだって修行し 私が皆の上を治める。 —私が計画したことは確かにおころう、そして人が、娘よ、これらのしるしは私からでないと あなたに言うなら、こう言いなさい:「心配はいりません、主は 聖所であると同時につまずきの石だとは聞いていませんでしたか?二つの家を倒すことができる岩ですが 一つの家として再び立ち上げることもお出来になると?」 こう彼らには伝えなさい、娘よ。
私、神が、あなたとともにいる。 他にも多くの心を 私の霊で浸そう。 来なさい、愛している。 私の平安を受けるように
               

このイコンは左側に聖ペトロ、右側に聖パウロを表したものです。二人は、二本の柱のように、教会を支えています。教会の中には食物:ご聖体(私のヴィジョンでは生ける川)があり、二人の上には、教会の頭である大祭司の、キリストがおられます。