'87・8・10

夕べ主に起こされましたが、始めからやり直して、自分を明け渡すようにおっしゃいました。私はこのように祈りました。
「ありがとうございます、御父よ、この世の罪の権化でしかない私に目をとめて下さいまして、主を拒んだ時に示されたお慈悲をありがとうございます、私に抱かれる愛をありがとうございます、私の罪深さにもかかわらず、主は聖心のうちに私を引き上げて下さいました。おそばに、あなたの御足のおそばにいるのをお許し下さいませ、主はすでにそれをお許し下さっており、それは身にふさわしい以上のことです。主に向かって話すことを許していただいたとは、私に値する以上のことです。私の功徳は何もありません。御父よ、私は完全に明け渡します、自分の無を知っています、けれどこの無はあなたのもの。私を隅に放り出したければ、そうなさって下さい、踏みつけにされたいなら、そうなさって下さい、私が苦しむことだけをお望みでしたら、そうなさって下さい、聖心の中にいることをお望みだとしても、それははるかにこの身にふさわしい以上のことなのです。望まれることが、主よ、何であろうと、それを感謝し、お愛しするのみです。お望みでしたら、ほかの人びとを助けるために力尽きるまで使って下さいませ。私を完全に用いることがおできになるよう、ふさわしい者にして下さい、私はあなたのものであり、あなただけのものです、みじめな者ですが、大切に思っております。」