'96・1・30

わが伴侶よ*、空の手で御許には戻りたくありません。御もとには 香の器と果実の器: み旨のために自分を生けにえとする用意ある大軍をたずさえて 帰らせて下さい。

イザヤ書 54・5「…あなたの夫は あなたを造った者…」

我が生けにえよ、私のために生きなさい、私から油を受け取って。 聴くように、歓呼の声をあげなさい。 私ゆえに、誰かに攻撃されたなら、これを名誉と見なしなさい。 ひ弱、ああ ひ弱な霊魂よ、いつ学ぶのか? いつ? あなたを救い御父の誉れとなるよう 私が熱烈に塩梅したこの日々の糧を どのようにして食べさせたらよいのか? もっと、雨のように降り注ぐようにと 願うべきものを。 あなたはこのように言う:「伴侶よ、空の手で御もとに戻りたくはありません、」そこでこう言っておく: 花嫁よ、その通りだ、それゆえ、伴侶の助言を聞きなさい: もっと苦しみを願い出るように、私に約束したこの香料を持ってきなさい。 立ち直り、正気を取り戻して。 許してくれるなら、試練、失敗、などの類いで、あなたを圧倒することもできる。 どれほど豊かな好意を得ているかが 見えないのか? もう思い悩まないように。 私の目に輝く炎となっていなさい、それを消さないでほしい…実に、我が紋章入りの旗じるしとして あなたを、世に向かって、さらしている。 しかしこの世は その紋章が私のものだと認めるのを拒み 石を拾って旗に投げつける…ほかは猟師のように無我夢中であなたを追いつめる。
彼らが働く暴虐の中に 幸せを見いだしなさい、必要以上のことは許さない、すべてを見通される全能者は あなたのたどるどの一歩も覚えておかれる。 そしてその分け前以上の悪事を彼らが働いたときは、御父と私とであなたを解放し、相続の地に連れ入ろう ♡ あなたを刺し貫くときは 私自身が刺し貫かれていないとは考えないように、あなたにすることは 私にしている。 あなたのうちで 痛みのあまり吐息をついている。 彼らはあなたのうちなる私に 暴虐を行った。 暴君を排除するのは わけない…しかし今はこう言っておく、しばらくはこのままにしておきなさい そして私に信頼するように。 私は我が住まいを聖化している ♡ 犠牲をもって…そこで忠実の誓いを守り これからも従順でいなさい…私の悦びとする贈り物を 彼らは拒んだ…無辜の血を流した手は その血におおわれている ♡ ic

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『信徒通信12-1月号』(第32号)掲載