主の御復活、おめでとうございます!

 復活の主日 (一級大祝日八日附 白)
「キリストよ、私は昨日、主の墓に入った。そして今日、主とともに復活する。」これは、ビザンティン式典礼の歌である。
 神は、キリストがこの世のあがないのためにささげ給うたいけにえを、うけいれ給うた。あがないの業は、十字架上に行われ、御復活によって保証されたのである。キリストが、罪と死とに対して真の勝利を得給うたのは、その御復活によってである。 そこで、イエズスの行い給うたことは、人類のかしらとして、神秘体なる教会のかしらとしての業であった。こうして、キリストの光栄は、あがなわれた教会の上に、われら各人一人一人の上にてりはえるのである。
 キリストの復活は、われらの復活のはじまりでもある。霊的にいえば、聖寵の生命によって、われらはすでにキリストとともによみがえったのである。洗礼は、この復活のはじまりであるから、復活の夜にさずける習慣となっている。御復活の祝日の目的は、すべて、信仰、希望、愛において、主とともによみがえるということである。
主日のミサ典書』 ドン・ボスコ社発行 昭和39年度版より (p209〜p210)

'87・7・8

今年の復活祭(御復活の主日)は、西方教会カトリック)では、3月31日、東方教会正教会)では、5月5日。

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