’95・2・18 ダッカ

主よ! こんなふうに、私を教育されたのですね。みじめな人や貧しい人のために、あなたは幸せを取っておかれます。こうして私は、肉眼では見えない、天から与えられなければ見えようもないものが分かるようになったのですね。

あなたに平安。 我が - 心 - の - 花 が萎れるのを見るにしのびなかった。※

※1985年の11月に、すべてが始まったとき(神のうちの真のいのち)、守護の天使ダニエルが、自己紹介をする前に、私の手をとって、心と、その真ん中から花が咲きでている絵を描きました:
          

いつまでも視力がないままにさせておくのが耐えられなかった、私の心はあなたの住まい そして救い。
この暗雲が 私の幕屋をおおっているのを どうして黙って見ていられようか? この幕屋をおおう雲を吹き払うには 息を一吹きするだけで十分だった※…

※このすべては比喩ではなされています。イエスがおっしゃっているのはこうです: 雲: 霊魂の闇、不透明さ。 幕屋: 私の霊魂。 主の息: 聖霊

さて今度は、一つ質問しよう: これからも 与えたすべてを今までのように行いつづけ、愛ゆえに愛をもって伝道したいか※?

※神のうちの真のいのちの夜明けとなった場所で、私は誓いを更新する必要がありました。

はい、主よ。

こう言いなさい:「はい 主よ、それも うちなる火をもって、あなたの家とあなたの栄光への熱意をこめて※。」
では私への忠実の誓いを新たにしなさい※※ ♡

※私はそう言いました。  ※※そうしました。

それでは恵みを 新たにふり注ごう … これからもあなたの上に恵みを注いで 教えつづける。 私を喜ばせ この渇きを満たしてほしい、何を与えたかを悟りなさい※。

※イエスは急に黙ってから、こう言われました。

♡ 私の喜びは 与えること …
あなたの指導司祭※に 私が犠牲をいかに喜ぶかを思い出させなさい、寛大さも私の目にかなう。我がメッセージは緊急を要するため、私の足取りに合わせること※※がどれほど大切かを、思い出させたい。

※オーキャル神父。  ※※イエスはかなり速い「足取り」でいらっしゃいます…

あなたは来るべき大いなる出来事の夜明けに直面している。 をこめた仕事をするように。 それから互いに優しく接しなさい。 いいかげんな仕事は私の気を損ねる。 ああ、与えなかったもので これ以上何かほかに与えられたであろうか? ゲルトルート(※1)にだけ示し 人類の目には隠されていたこの尽きない宝を あなたに与えた、その宝とは彼女の心をすっかり魅了し 目はその不思議(※2)にすっかり奪われた。

 ※1) 彼女は使徒ヨハネに、それを示されました。  ※2) 終わりに付記されているメモを参照。

この尽きない宝は あなたの時代: 時のおわりに取っておかれたもの。 我が聖心はこれらの富を あなた方の時代まで大切に取っておいた。 もうこれで、悪魔があなたを、我がヴァッスーラよ、どうして最大の関心事と見なし まっさきに破壊の目標としたか分かったであろう?

これで分かりました、主よ。

決して見放さない。 ともに働き※ 私を喜ばせなさい。
私はあなたのいのち … 祈りなさい、悪霊があなた方の一致に※※ あまり近づいてこないように、祈りなさい…

※イエスは微笑まれました。 ※※オーキャル神父と私の。

あなたのわざが完成するように祈りなさい。 あなたを申し分ないものとして下さるよう 天の御父に祈り求めなさい。 私、イエスは、二人を祝福する そして覚えておきなさい: 互いにうち明け、祝福し合い、一致がどうあるべきかを表す模範となりなさい! 一つとなるように ♡

メモ:聖ゲルトルート(1257~1302年)はカトリック教会でもっとも偉大な神秘家の一人だったため、大聖ゲルトルートとしばしば呼ばれています。聖マルガリタ・マリアより四世紀近く前に生をうけながら、イエスの聖心への深い信心を持っていました。その著書「神のいたわりを布告する者」は、神的愛の生きた詩で、その愛はたえず聖心と結ばれています。
彼女のヴィジョンの中で一番有名なひとつは、キリストのみ心に関するものです。そのヴィジョンを彼女は、使徒ヨハネの祝日に受けました。本の中で彼女は自分を三人称で言い表しています。

聖ゲルトルートの一節:
「いつものように、祈りに全霊こめて潜心していた時、イエスが深く愛され、その理由によって皆からも愛されている弟子が、彼女に現れた。そこで彼女は彼に言った、<あなたの祝日に、どんなお恵みを、このみじめな私はいただけましょうか?>彼は答えた:<ついて来なさい、あなたは主に選ばれた者。あらゆる聖なる宝のしまわれた主の胸に、休ませていただこう。>」

― 次に、彼は彼女を私どもの主のもとに連れて行き、ともに主のみ心のうちに身を置きました。

そこで彼女はみ心に隠されている尽きない宝を発見します。使徒ヨハネに、この宝がどうしてそれ以前は与えられていなかったかを、そしてなぜ使徒がこの宝について話さなかったのかを尋ねますと、聖ヨハネは言いました:

「私の使命とは、まだ創造されていないみことばのうち、たったひとことを、全人類にとって時の終わりまでもたせるに十分なだけ、初代教会に伝えることだったからです。それでも未だ、誰ひとりとしてそれの十分な把握に成功した人はいません。

ただし、イエスのみ心の鼓動を伝えるということは、現代まで先送りにされていました、それは、年老いて神への愛が冷えてきた世界が、その鼓動を聞いて再び燃え上がり、熱するためだったのです。」
(Legatus Divinae Pietatis, Bk.IV,ch.IV)