'88・4・7 聖木曜日

聖木曜日(復活節)水曜日は教会に行き、神父さまが油に混ぜたミルラで一人ひとりを祝福なさいました。教会によって祝福されたそのミルラは綿の一片に浸し、持って帰ることが許されています。ビアトリスが到着し、私たちは教会に行きました。イエスは彼女を祝福するようにとおっしゃいましたので、持っていた油とミルラで彼女を祝福しました。こうやって祝福をするのです。祝福する時はその油とミルラの混ざった綿でひたい、左と右の頬、あごと手、手は手のひらの内側と外側に十字を切ります。司祭は、からだと心の癒しについて、何かお祈りをなさいました。イエスは、ご自身がこれらの言葉をその時言っておられるのだと内的に分からせて下さいました。
その後教会の中では、言葉がよく分からないため、ときどき気が散りました。古文体のギリシア語で、ほとんど何も理解できません。この三時間気を散らさないでいるのは難しいことでした、けれどイエスはそうならないようにして下さったのです:思いが離れはじめるたびにイエスはおっしゃいます:「そばにいなさい。」十回かそこら、そうおっしゃったように思います。