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あなたの善意によって 我が主よ 私は罪を赦されました。私は何一つ 取り柄がありませんのに、罪を赦していただきました。
あなたの神、私を信じ 私に希望を置くように そうした。他には何をしてあげたか?
私の意志を捧げるように 求められました。 それから

それから私の愛を あなたに注いだ、あなたからも 愛がうけられるよう。あなた方皆に語りかけ 繰り返し同じことを言っているのはそのため。

* 主は私の言い出したことを引き取られました。

あなた方は 自らのうちに 完全な神性を得ることができる 最愛の者たちよ、この神性が英知に由来する崇高で聖なる知識 聖なる神秘を教え、それは木のように、知恵を根としてあなたのうちに 育っていこう。そしてこの木からは 美徳が芽生える。

我が言葉を読む多くの人にとって その意味が神秘的で封印されているゆえ その意味を深く理解しないと、娘よ、あなたは言う。今や我が言葉を理解するには どうしなければならないかを あなたには説明した。自らを小さくするなら 私が霊魂のすべてとなろう、あなたのいのち、健やかさ、あなたの霊感、善意、希望、愛、信仰、歓び そしてよりかかれる花婿、あなたの復活となる。

我が愛する者はそこで 共に治める協力者の一人として 選り分けられる。その時「私は至高なる三位一体のいのちに 完全に与っているので、神のうちの真のいのちを生きている」と言えよう。そう、まさに、その通り。そして私は その限界にとらわれることなく 万物を満たしてはいるが、それでも限られた霊魂のうちにしっかりと住まい 私の超越性を失うことなく人に認識されるようになる。あなた自身を見て、そして教えて欲しい、我がヴァッスーラ、人が変容したという印は何か?

たくさんの印があると思います。
たくさんあるというのは正しい、しかし中でも 一番崇高な印とは?

パウロによれば、それは その人の中にある 神への愛でしょうか、その愛はその人の中であなたご自身の絶え間ない愛を注がれ、霊魂を変容させて霊的な深遠へと進ませ、愛において霊魂が育つよう導きます。こうして霊魂は神格化され、主に与って神となります。
あなたの愛が 神格化させ 悪にそまった私たちの肖りを 神なるあなたの肖りへと 変容させるのです…

そう! 聖書では「あなたの視線を ヤハウェに据えなさい そうするなら顔は輝こう」とあるが それは、「ヤハウェの荷姿に変容する」という意味であって、自己*を神に差し出すなら、この最も明らかな変容の印が現れる。つづけて 他の印も現れる。 歓び、平安、いや増す愛徳の印が こうして、霊魂は 愛徳を通して 三位一体の神の知識を得られる。変容した霊魂は 神への愛と 神を知り理解する知識によって 内も外も輝く明かりのようになろう。
* 意志。
この世とその闇から解放されて 幸せな霊魂は 私のもとに飛んで来て、我がふところの中に*  とどまっている。愛に燃え、我が甘美に酔わされ、この霊魂は どうしたら三位一体のうちに いっそう深く分け入れるかを 熱心に探し求めよう。そしてこの上なく優美な花婿なる 私は我が心の愛の炎に ますます引き寄せ 私どものうちに憩わせて 共に治められるよう その霊魂を私どものうちに浸す。
*親密さをあらわす表現。 

そこで 私が差し出すものを 拒める霊魂がいようか? かつて言ったが 裁きの日には 地上にいたときの愛の程度によって 誰もが量られる 何か 言うことはあるか?

 こう申し上げます:
「あなたの御恵みは なんと大きいことでしょう。
 あなたは 畏れ敬う者のために 恵みをたくわえ
 頼る者に 人々の前で それを授けます。」詩編31・20

そして この世にいまだ執着する人たちには こう言おう、心から、私を選んで、和解するつもりなら、私を呼び求め 私のもとに来て祈るときは、その声に耳を傾ける。私を探し求めるなら、見いだそう。私があなたに自らを見つけさせる、そして、あなたと会話し あなたも私と会話する 永えの愛をもって これまでもあなたを愛し、今もなお あなたへの忠実な愛を保っているがゆえ。

だから来なさい、来て 私からあなたをわけ隔てているヴェールを はぎ取りなさい。 永遠のいのちをあなたに与える 聖なる者を観想しなさい。