'95・5・12

聖書ではこう言っています:「垣根がなければ、所領は荒らされる*」と。
主よ、み腕で私を囲って下さいますように、私はあなたの所領ですので護って下さい。泥棒があなたの所領に入りこんで、さんざんに荒らすのを許さないで下さい。さもないと、私は焔の中で焼かれてしまいます!
*シラ書36・30。

私、イエスが、たえずあなたの護り*となる、与えた平安を失わないように…あなたの食物とは 私の意思を行うこと。 恵みを与えて 私を運ぶ者となるように あなたを引き上げた。 そして恵みによって私と一緒に その仕事を成し遂げよう。 私がメッセージをどうひろめたかにそう驚かないでよい。 耳を開いて、娘よ、私の足音を聞き分けなさい、もうそばまで来た**。 我が教会のために働きなさい、私、イエスは、渇きを癒す水を用意した。 この無慈悲な砂漠を渡っていくのが、愛する者よ、きついのは承知している、しかし私がともにいる…

*イエスは「護り手」ではなく、「護り」とおっしゃいました。  **ご自分の再臨を言っておられます。

(今度は永遠の父が話されます)。

私、天の父が 祝福を与える。 私を宣べ伝える一言一言が、私の誉れとなる。 あなたの語る間に征服されたどの霊魂も あなたを聖化し…不当に受けた非難は 霊魂を清めて私のほうへもって引き寄せる。 たとえ皆が、もっとも親しい友さえも、あなたを見捨てようが、私は 決して見捨てない。 あなたは私の悦び、導くのもこころ楽しい。 — あなたには私のわざを託した、それを燭台の光のように、点し 輝かせていなさい。

この時代は煙幕がかかっている、我が子よ、しかしあなたに語って教えたものを用いるなら、多くが道を見いだし 私がいのちの源であると理解しよう。 多くの人が引き寄せられ 与えている光を楽しもう、そして彼らに注がれたその光のうちに 唯一の真理を知るようになる、すなわち: 私が唯一の真の神であり、イエス・キリストが、私の独り子、主の主、メシアだと。 私の教えは みことばをよりよく理解させよう、あなたが私のうちに平安と慰めを見いだすように このすべてを伝えた。 覚えておきなさい、我が娘よ、危険の迫ったときは引き上げる。 あなたにそなえた道を 完走すると保障しよう。 これからも逆らいのしるしではあるが、私と一緒にその使命を成し遂げ、我が誉れとなる…

(聖母が話されます)。

「pethi mou*」、ご自分のメッセージのうちに働かれる 全能者の意図は 多くが癒されるほど深いものです。 我が独り子があなたとともに。 私も ともにいます。 私は助け手を必ず与えると言いにまいりました。…受けた賜すべてにたいして 笑顔でお答えしなさい** ……これからも神をお喜ばせして あなたに耳を傾ける人皆が救い主 そして愛なる方を認めるように預言し 真に示された啓示を あらゆる国たみに知らせていきなさい…これからも神との親密な交わりにどの霊魂も引き入れなさい。 我が子たちを引き寄せて 神と神的な愛の関係を結ばせなさい。 そしてあなたは、我が娘よ、聖霊のうちに成長し 決して落ち込まないように。 今まで通りに主のメッセージをひろめ 確信を持っていなさい。 神が - ともに - おられます…

ギリシャ語で:「我が子よ」。
**聖母はほほえまれ、そして私のひどく落ち込んだ顔を見て、ちょっとからかうように、こうおっしゃっいました。—そうおっしゃっている間にも、私は気が晴れただけでなく、悦びの笑みがこみ上げてきました。

(今度は 大天使聖ミカエルが話されます)。

ヴァスーラ、読んだでしょう:「若者が乙女を娶るように、あなたを形造られた方はあなたを娶ろう…花婿が花嫁を歓びとするように、あなたの神もあなたを歓びとする。」 知ってほしい、ヴァスーラ、霊魂が目覚めて神を見いだすたびに、天ではあまねく歓喜して祝います 婚姻に招かれたとき人が歓んで祝うように、こうして天でも祝うのです…あなたもたびたび天国にいる私どもの歓びを 大きくしてくれたと伝えます 無でしかないあなたを通して霊魂たちが 神を愛するようになり 全能者の誉れとなったのです…そこで 恐れないように。

さて今度は いにしえの昔 一枚岩に刻まれ書物にも書き下ろされたが 永遠におよぶ証しを立てて 来るべき時に役立つように残された言葉を もう一度書いて下さい:「彼らは頑な民 不誠実な子ら、ヤーウェの教えを聞こうとしない者。彼らは予見者に <見るな>と言い、先見者にはこう言う。<われわれに正しいことを予見するな。 甘言を語り、迷いを予見せよ。 道から外れ 進路を逸脱せよ イスラエルの聖なる方を我々から取り除け>と言う*。」 間もなく もう直ぐに聖なる方は 呑み込む火の炎としてやって来られ 高ぶる者を驚かせます しかし身の低い者たちは希望を 聖なる方に置いたのを歓ぶでしょう。

救いは 上から与えられ、至高なる方は天から屈んで あなたを慈しまれます。 それゆえ、神の呼びかけに耳を傾け 悔い改めて身をととのえる人は 巌の上に家を建てた良識ある人のようです。 主は あなたの巌。 私はあなたの家*の護り手 そして主はあなたの家の基です …さて今度は、至高者の娘よ、助言を一つ: 神のうちに、その愛に根ざしていなさい そうするならどんな攻撃もあなたを揺さぶれません。至聖なる三位一体と一致していなさい そうするなら誘惑にたいして堅固に立ち向かうあなたの姿に 非難するほうが揺さぶられるでしょう。 至聖なる三位一体のうちにとどまっているなら 決してこの戦いに倒れず、最後まで踏ん張る力に みなぎっているのです。 神の栄えある権威より十分な恵みを得て 使命を達成するでしょう。 いっさいが全き調和のうちになされ そこはかとない歓びのうちに あなたは試練への忍耐を学びます。 ご自分の光にとどまるようにと 恵みを豊かに注いで、義にかなうようにと慈悲をたれ、掟に従って生きるようにと 力を賜ったお方に永幸。 ヤハウェは 正しく善いお方、あふれるほどご自分の子どもたちを慈しみ、いつの時代にあっても忠実で真実なお方、惜しげなく賜をさずけてご自分の宝を分かち合い 聖心に 一人ひとりの霊魂を引き寄せておられます。 恐れないように、ヤハウェは - あなたと - ともに - おられます ♡

                  聖ミカエル 神なる、ヤハウェの 大天使。

*「家」という言葉は「霊魂」とも受け取れます。(ダニエル書12・1)「その時、大天使長ミカエルが立つ。彼はお前の民の子らを守護する…」