'87・4・29

翌朝

♡♡私は主なる イエス、あなたは私の叫ぶ声を聞いたが、それは私だった。 私は十字架の上から叫び あなたは目を覚ました※、それは、私が肉のうちで発した最後の長い叫びで、我が霊魂の深みから発せられ、天の頂までも貫く 苦しみ、痛みと苦渋に満ちた叫びだった。 地の基を震わせ 神殿の幕をまっ二つに裂くとともに、私を愛する者たちの心を二つに引き裂いた ♡ それは私の忠実な弟子たちを奮い立たせ、墓で眠っている死者たちに 自分を覆う地面をひっくりかえして、甦らせ、悪魔を転覆させたのです。 大きな雷鳴が頭上の天そのものを揺さぶり、どの天使たちもおののきつつ地に平伏し 全き沈黙のうちに私を礼拝した ♡ そばに立つ母は、私の叫び声を聞くや、膝をついて地面に倒れ 涙のうちに顔を覆われた、そして眠りの日まで その最後の叫びを胸に抱いておられた。 母は 苦しまれ … 私は苦渋に満ちている。いまだに世の多くの罪、極悪、不法や利己主義に苦しめられながら。 私の叫びは日ごとに大きくなっている ♡ 肩には一人で世界の罪を担ったまま、十字架上に孤(ひと)り放っておかれた ♡ 全世界を覆い 私の愛するあなた方を贖う聖血(ち)を流しながら。 独り苦しみ、独りで死んでいった ♡。この同じ叫びが 過去のこだまのように 今も地上に響いている。私は過去に生きているのか? 私の犠牲は空しかったか? では どうして我が十字架からの叫びが あなた方には聞こえないのか? どうしてあなた方は耳を塞ぎ その声を消してしまうのか? ♡

 ※「あなたは目を醒まし」とは、象徴的にも。

主よ、これは誰へのメッセージですか?

私の叫びを聞く耳のあるすべての人たちのためです ♡♡

主が、たった一人ぽっちでどんなに苦しまれたかを知って、そして今もなお苦しんでおられるのが分かって、深く心を動かされました。「わが神よ、主の望まれている通りになることを受け入れます。四月二三日のメッセージにあるように、あなたの生けにえ あなたの的として、あなたのために あなたの十字架を担わせて下さい。そして、あなたに休息を与えさせて下さい。お慰めすることができますように。」私は一人ではありません。前にも申し上げた通り、主とご一緒です※!

 ※私は七日に言ったことを取り消します。

あなたが愛おしい 小さな鳩よ、あらゆる恵みであなたをいっぱいにした ♡ 私自身の利益と栄光のために用いるのを許しなさい、あなた自身のためには何もとっておかないで 私の利益にだけ目をとどめておくように、♡ 我が誉れとなり、私のために働いて、あなたの苦しみに、私の苦しみを重ねなさい ♡

全世界が聖なるみ名を讃え、その声がみもとに届きますように!

♡ 一致は我が教会を強めよう ♡ 一致するなら ♡ 私は栄光を受ける ♡♡ ヴァッスーラ 私を愛しなさい ♡

望まれるような愛し方ができますよう、教えて下さい、主よ。

そうする、あなたを見放さない 私の十字架を担うことにくたびれてしまわないように、そばで 一緒に担っている 愛する者よ ♡

復活節の間、パリにて
(ギリシア正教の)修道院長がメッセージをご覧になって、「奇跡です!」と言われた時、私も神さまが私どもにメッセージを下さるとは何て素晴らしいこと、美しいことでしょう、と思いました。けれど一方、それは何と恐ろしいことか。恐ろしいことに、悲しい神、苦しまれる神を現しているのです。神は苦しみのうちに、不幸せで、多くに見放された中、メッセージを与えておられます。それは悲しいメッセージです。
私は少しでも学んでいるでしょうか、イエス? そうお尋ねするのは、自分を満足させるためではなく、少なくとも自分がどの位置にいるかを知るためです。少しでも、前進しているかどうかを?

ヴァッスーラ、私、イエスはあなたの前に立っているが あなたはまことに成長している。 私はあなたを死者から復活させ 養い、あなたは私のパンを食べている。あなたの上には我が光が輝き、私はあなたの師となって あなたは英知から学んでいる。

エス、あなたはしばしば私に小さいままでいるように、そしてつまらない者でいるようにと、思い出させて下さいます。今、あなたは私に成長しているとおっしゃるのですか?

♡ そう、あなたは成長しなければならない、霊において、愛において、身を低くして。謙遜において 誠実さにおいて、あらゆる徳をあなたのうちに育みなさい、その一方、虚栄にたいして、邪(よこしま)な心と、私の目から見て忌むべき 恥ずべきあらゆる習慣にたいしては、無となるように ♡ 完全な者となってほしい ♡