'87・4・16

復活祭後の木曜日

ヴァッスーラ、私は我が教会にいた、十字架の前を歩んでいたが、数秒あなたの前で立ち止まった※ ♡
 ※不思議なことに、十字架の行列がとり行われていた最中、聖なる十字架(約二メートルの長さの)を持って歩いておられる司祭と、大きなろうそくを持って、その後に続いている侍者たちに、通り路を空けるよう、少しどかなければなりませんでした。薄暗かったために、司祭は行く手をあまり注意して見ておられず、私のほうに真っ直ぐ向かって来られました。そして、どの方向に進もうかと数秒、前で立ち往生なさいました。私と一緒だった従姉妹はすぐそれに気がつきました。私は、それ以上後ろに下がれずに心臓がどきどきしました。大きな十字架が目の前にあり、後ろはろうそくに火をつけた人びとの群れで、身動きがとれなかったのです。
我が子よ この歳月ずっと まこと愛する教会にあなたが来るのを待ち続けていた※ ♡ 
 ※私は、長男の洗礼式のために15年前その教会を訪れてからは、一度も足を踏み入れていませんでした!
我が主、救い主よ。主はまことに私を探し求められ、見つけられて、みもとに、そして主の教会に連れて来られました。何年もかけて … ♡ 主は何年も待っておられたのです!!
私は 十字架の前に立ちつづけ 礼拝しに来た人びとを皆 そのつど祝福した。
その聖なる十字架は、教会の真ん中に置かれ、皆は順番にそこを通り、接吻していきました。